七賢人になった彼女は、もうこの学園の生徒ではない。
七賢者と言うのは、これまたよく分からないワードだけど……。
モニカが七賢人に選ばれたのは、十五歳の冬のことだ。
七賢人という立派な肩書がなくとも、誰かに認めてもらえる。
七賢人は、時には国王の相談役となることもあるのだ。
そして、グレンはモニカが七賢人であることを知らないのだ。
あぁ、七賢人なのに、なんてみっともない振る舞いでしょう。
こんな地味な小娘が七賢人だなんて、誰も思わないでしょう
七賢人じゃなくて、冥府の番人の間違いじゃないのか?
そしてエリンは七賢者に選ばれるほどの魔導士へと至った。
だが、七賢人に選ばれたのは、バーニーではなくモニカだ。
七賢人会議でも、彼女が主にその場を取り仕切っている。
エリンが七賢者になるために頑張ったのはわかってる。
まぁ、七賢人にまともな意見を期待しちゃダメってことだな!
えっと、さすがに七賢人として参列するのはちょっと……
自分なら七賢人になれると、バーニーは疑っていなかった。
それは七賢者と共に戦ったという経験の上での話だろうか。
七賢人であるモニカの同僚のこの男もまた、七賢人である。
モニカもゆくゆくは七賢人になるのだろう、と誰もが噂した。
失敗したら、七賢人の座を追われるぐらいじゃ済まないわよ?