あと一つ、ちゃんと言っておかなければならないことをだ。
それらがただの過大評価でしかないということを、である。
そして、その契約を解除するために今ここに居ることをだ。
い、いや、俺はただ、そういう道も選択できると言うことをだな……
何故いつまでも木剣を使っているのか、ということをだ。
母様も姉様も、儂のことをなんじゃと思っておるんじゃ?
ただしそれは、ソーマが理解不能だということを、である。
つまり、2人の恋心に関する話をしていたということをだ。
他のプレイヤーはてめぇと同じ人間だっつぅことをだ。
儂は今安堵している、我々を受け入れてくれたことをだ。
ちっ、余計なことを……だから一人でこいといったんだ
せめて浮気されたのは自分だと言うくらいのことをだね……
40代の王妃の見た目が、明らかに若返っていたことを、だ。
お前を圧倒しても決着がつかないことを……だがそれでいい
マルティーナはあやつのことを……だが、どこでそうなった?
何を、と問われれば―――『虐めに向かい合うこと』を、だ。
フハハ……同じようなことを……なら、我もそれにならおう。
アース……待て……なんでそんなことを……『だった』なんて言うなよ。
その、俺は……あんたは……リヴァルのことを……だと……
それはね……あたしの家族や、眷族や、同胞のことをだよ……
自分のことより、うちのことを……だから、借りは返すにゃん
もちろん、タジー村で目覚めた日以降のことを、である。
暗殺から汚職の捏造まで考えられるあらゆることをだ。
彼女はメイソン様のお墓で、何かを誓っていたことをだ。
この国で最大多数であるところの地を耕す者らのことをだ。
自分の命をなげうつに足る、戦う理由とは何かってことを、だ。
それは――同胞が狂える女神を復活させる力を得たことをだ!