小さな女の子が手にハサミを持ってこちらを見つめていた。
巨大な蟹がハサミをカチカチと鳴らしながら歩いてくる。
ダンボールを開けて洗濯バサミとハンガーを取り出す。
シャキ、シャキ、と一定のリズムでハサミから音が鳴る。
もう少しゆっくりハサミを入れてくれないと困ります。
確かに、ハサミだけでも食べるには十分すぎる大きさだ。
もしかしてハサミを持っていたのは、髪を切ろうとしたのか?
ハサミで攻撃されたら、すぐに真っ二つにされてしまいます。
それは前世の記憶から引っ張り出した洗濯バサミだった。
ジャックを振り回しているのは、紫色の巨大なハサミ。
そして、それを狙っていたかのようにハサミが閉じられる。
目を離した隙に、はさみを持ち出して自分でやってしまった。
どれくらい強いかわからないけど、ハサミには気を付けてね