ミカンは恥ずかしそうにキョロキョロと周りを見ている。
目の前には、みかんのような実が生っている木がある。
それを聞いてミカンさんは腕を組み考えているようだ。
と、そこで、ミカンがハッと気付いたように顔を上げた。
そのためには、まず腐ったミカンを排除せねばならない。
そんなミカンを見ていると、こちらに気付いたようだ。
テーブルの上にパンやリンゴ、ミカンなどを並べていく。
その瞬間、夢中で食事をしていたミカンの手が止まった。
ミカンがどうしようといった表情でこちらを見ている。
ミカンのランタンの灯りを頼りに螺旋階段を降りていく。
こちらに気付いたミカンが、申し訳なさそうにうつむく。