そんなことを言いながら、私たちはゴールのテープを切った。
マジックテープで閉じられた部分をベリベリと剥がす。
壁や天井に色のついたテープを張って飾り付けをしている。
気がつけば、更に加速してゴールテープを切っていた。
アパートの鍵は郵便受けの側面にテープで貼り付けていた。
あの・・・ちょっとこのテープ解析してみていいですか?
中が見えないよう、テープで閉じられていた袋の口を開くと――
全体がしわしわで、ところどころテープで補修してある。
テープの量から映像の長さを予想することはできなかった。
露わになった腕には、小さな丸いテープが無数に貼ってある。
感触は強力な粘着テープといったような感じであろうか。
まるで、テープで口角を無理やり持ち上げたような作り笑い。
これ、肩のところがマジックテープになっててですね……
大体、木枠にダクトテープで固定しただけだったからな。
その綺麗な顔には、一筋の治療用のテープが貼られている。
オスカーは箱の奥から今度は医療用のテープを取り出した。
ゴールテープを切ったってことは、私が1位なんだよね?
テープを慎重に剥がしてみると、少し変形した弾丸が現れた。
シャングリ・ラから、両面テープで固定するフックを購入。
そして何やらテープ本体に処理をしているようだった。
混乱したままアリスと共に駆け抜け、ゴールテープを切ると、
ハジメは苦笑いしつつ、マジックテープの作りを説明した。
テープと違って、何度聞いても擦り切れる心配も無い。
律儀にそのテープには一つ一つ題名がつけられている。