2000メートル、1000メートル、500メートル……。
もしかしなくても千年以上を生きているのではなかろうか。
1000年前まで魔法というものは存在していなかった。
千年も存在し続けるということは、そういうことです。
顎に手を当て、1000年前のことを思い出していると、
100……500……いや、1000はいるだろうか。
俺たちが飛んでいるのは、上空約1000メートルほど。
1000年の間に行方が分からなくなってしまったらしい。
その数は千か二千か……いや、それ以上いるかもしれない。
そういえば1000ゴールドって、どのくらいの価値なんだ?
それだけ言うと、千薬さんは俺に背を向けて去っていった。