そうして辿り着いたのは、奥まった場所にある和室のひとつ。
何事かと思って見てみると、彼女は和室の扉を指差している。
一階にリビング、ダイニング、キッチン、和室、トイレに風呂場。
その姿が、なんだか妙に和室に合っているように思えた。
和室ではないのだが、どこか和のテイストが感じられた。
和室には小さな台所もあり、私はそこでお湯を沸かしている。
それでシートベルトを外し、和室の方に戻ろうとしたその時。
着替えは洋室に置いてあるので僕は和室で待つことにした。
左側には襖があり、開いてみると6畳の和室になっていた。
そんな賑やかな我が家の中、少し離れた和室に私たちはいた。
はいはい、と立ち上がった母さんは和室から出ていった。
念のため覗いたが、もちろん今日も和室には誰もいなかった。
和室で座卓を囲みながら分かったことを話して聞かせる。
俺は二人に声を掛け、和室に戻り作業を続ける事にした。
案内された部屋は、なんとまさかの畳部屋、つまり和室だ。
昔はおばあちゃんの家にある和室でよく昼寝をしたものだ。