まるで夜景をそのまま閉じ込めたかのような美しさだ。
この美しい夜景を見るのも、今夜が最後になるだろうか。
大きなくりっとした瞳に、夜景がキラキラと反射している。
そして少し離れたところで自分も夜景を眺めることにした。
俺はそんなことを語らいながら、窓の外の夜景を眺める。
けれど、それならそれで、夜景を楽しむのも良いだろう。
こういう時は頭をからっぽにして、夜景を眺めるに限る。
この美しい夜景に感じ入るものがあるのかも知れない。
こくりと小さく頷くと、再び彼は視線を夜景へと戻した。
暗視ができなくとも夜景が綺麗なことに変わりはない。
伊丹はホテルの部屋で日本酒を飲みながら、夜景を眺める。
館の北側の部屋で、私はぼんやりと夜景を眺めていた。
そういえば……、世界の夜景は日本くらいしか見たことがない。
そしてまたしばらく二人でテトラの夜景を眺めていた。