そんな風に穏やかに過ごしていると、一人の客がやってきた。
その様子を見ていた周囲の客たちは、どよめきを上げた。
店内を見回してみると、やはり客のほとんどが女性だった。
まだ時間が早いせいか客は少なく、店内はがらんとしていた。
さて、招かれざる客を迎えるための準備をしなければ。
次の客がやって来たので、僕たちはその場を後にした。
そしてそれを聞いていた他の客達から笑い声が上がった。
新人が入ったからと言ってすぐに客が増えるわけではない。
客を選ぶとは聞いていたが、ここまでとは思っていなかった。
話をしているうちに、いつの間にか数人の客が入っている。
まだ夕飯には少し早い時間だったので、客はいなかった。
それと同時に、他の客の視線も俺たちに集中していた。
数人の客が訪れたのは、まさにそのタイミングだった。