ついに崩落が始まったのかと思ったが、そうではなかった。
その後の崩落に巻き込まれて気を失っていたのだろう。
が、あまりやり過ぎると、崩落してしまうかもしれない。
崩落の中心辺りに、見覚えのある大剣が突き刺さっている。
そして、その直後に地割れが起き、ダンジョンが崩落した。
40年ほど前にもこの鉱山で崩落事故があったらしい。
軽々と地を蹴って、崩落した建物の中へと身を滑り込ませる。
崩落は止まることなく、どんどん大きな亀裂を生んでいった。
だが、おかげで崩落の危険はほとんどなさそうに思える。
そして……轟音と共に、洞窟の天井が一気に崩落した。
天井の崩落が収まったとき、立っているのは俺ひとりだった。
そうこう言っている間にも、軍は崩落し始めているのだ。
そして、曲がりくねった道の先に崩落の現場が見えてきた。
すると、僕の耳が何かが崩落するような音を聞き取った。