あいつら、師弟関係になってからよく話すようになったな。
そんな師弟を尻目に、俺たちは早々に退散することにした。
師弟は既に、自分たちに向けられている殺意に気付いていた。
私は、そんな師弟の会話に口をはさむこともできなかった。
もちろんそこには師弟愛はあっても恋愛感情は皆無である。
どうやらここでもまた一つ、師弟関係が生まれていたようだ。
だが、この師弟に「普通」という言葉は全く当てはまらない。
そして師弟対決の第二戦がその場で始まったのである。
一方的に与えるだけの師弟関係ではいけないのでしょう。
ボソリと呟いたデイジーの言葉に、師弟は揃って首を傾げる。
そもそもお互い、明確に師弟関係を結んだつもりもなかった。
そちらのお二人とは、師弟のようなご関係なのですか?
かつての師弟は敵対し、それでも互いを求め合っている。
そうして、私とソロンの師弟としての生活が始まった。
師弟という関係よりも、もっともっと深い家族の繋がり。
なんで……血のつながりなんてない、ただの師弟関係なのに……
そんな密度の濃い師弟関係の中に、俺が入る余地はない。
この師弟対決を見守る者は口を揃えてこう言うだろう。