それでも、当事者じゃないからこそ言えることもある。
が、当事者達にとってはそれはどうでもいいことだった。
しかし、それは当事者である二人にしか分からない事だ。
そう思えるのは、彼女たちが当事者ではないからである。
そして、それは当事者である二人も十分に理解していた。
当事者である私にも、何がなんだかわからないのだから。
少なくとも、私は当事者ではないと思い込んでいたのだ。
当事者以外に被害を与えるようなことがなければ問題ない。
どうやら当事者にしか分からない何かに気づいたようだ。
それだけ、と言うが当事者にとってはたまったものではない。
当事者にだってわかっていないことがたくさんあるだろう。
そうですね、当事者ですので聞く権利はあるでしょう。
もっとも、当事者である二人には関係の無い話であった。
事実か、事実でないかは、当事者にしか判りませんからね。
だが、当事者にとって、まだ何も終わってはいなかった。
あぁ、まさか俺が当事者の一人になってしまうとは……。
何が正しいのかなんて、当事者にしか決められないだろ。
が、当事者以外の者達にとってはそうではないらしい。
俺も当事者でなければ、ニヤニヤしながら見ていただろう。