声を掛けられて振り向くと、そこには後輩の男性がいた。
そんなことを思いながら、隣に座る後輩に視線を向ける。
後輩として、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします
先輩としては、後輩に慕われるのは悪い気分ではない。
急いで外に出てみるとそこには後輩たちの姿があった。
先輩はわたしのことを、ただの後輩だと思っていますか?
後輩たちがまさかこんなに集まるとは、思っていなかった。
先輩として後輩にいいところを見せたいという部分もある。
生まれてこのかた後輩を持ったことなど一度としてない。
それなのに、後輩には彼女ができて、俺には彼女ができない。
そんな先輩の姿を見た後輩は、どこか遠い目をしている。
そうだね、後輩に責任を負わせるわけにはいかないよ。