それは、憤激と恐怖がない交ぜになったような声色だった。
その表情は不安というより、憤激に似ているような気がした。
折れていた指をさすりながら、エリザベスは憤激している。
その表情に、仲間が無残に殺されたことへの憤激はない。
もちろん、腸が煮えくり返るような激しい憤激からだ。
憤激のあまり、頬を紅潮させた受付嬢が一歩進み出る。
その一言に悲哀も、憤激も詰め込まれているのだろうか。
それは、彼女が初めて聞く上官の、憤激に満ちた声だ。
その喉からは、轟くような憤激の唸り声が漏れ出ていた。
なぜ逃げずに闘ったのかと、さぞ憤激することだろう。
安堵と憤激と焦燥が合わさりあい、互いに衝突している。
憤激のままにトゥリウスの顔面をぶん殴ってやりたかった。
鱗に覆われた顔を憤激に歪ませて、神官長が突進した。
秘められているものは静かで、それでいて確かな憤激だ。
ベゼリアがここまで憤激を露わにする性格だったとは。
一方、アングルボザの声は固く、憤激が滲み出ていた。
そして顔を憤激に紅潮させつつも、テレサを睥睨した。
あとは、俺が『憤激の化身』を使うタイミングだろうか。
もしくは憤激のようなものを心は感じ取っていても良い。
バランスブレイカーとまで称されることのある『憤激の化身』。
『憤激の雷光』と『探求者の素質』、どちらを取得しますか?
士官を囲む者達も、今や殆ど全てが憤激を顕わにしている。
この『憤激の化身』の能力強化には、大きな大きな反動がある。
それに、俺が強くなるための最大の要因、『憤激の化身』。
憤激してオルガに掴みかかろうとした萌を、小平太がとめた。
泣きわめくのか、憤激をこの身枯れるまで振り回すのか。
瞬間、憤激が雨粒となってジュネルバの心を叩きつける。
最悪の事だと、ネイマールは歯を噛みこんで憤激する。
『憤激の化身』と大量のパワーシードを組み合わせれば、きっと――
眼は平静なようでいて、動揺と憤激が眦に燃えている。
おそらくは俺が見た中で最大最速であろうリムの憤激。
怒りの反撃への返礼は、さらなる憤激による痛烈な一発だ。