もちろん、何かの役に立つかもしれないという打算もあった。
いくら何でも、そこまではされないだろうという打算もある。
打算などなく、本気で言っているように思えてしまう。
そのような打算があったことはセルゲイも承知していた。
理由は色々あるだろうが、打算の部分も大きいはずだ。
そこには打算が見え隠れしているのは見え見えであった。
師匠ならこう言えば納得するだろうという打算もあった。
別に打算や軽い気持ちで言ってるわけじゃないからね。
俺が冒険者を志した理由は、打算ではなく憧れだった。
それと早く故郷に戻りたいという打算もあったんだろう。
何の打算も計算も無い、ただの純粋な、たった一つの願い。
自分はあくまでも打算を軸に考え、行動しているつもりだ。