でも、その担い手は今はどこかへ飛び去ってしまった。
アイリーンは槍の担い手としてそれなりの自負があった。
つまり剣士という担い手はもう必要ないということだ。
伝統の担い手を育てるのは、非常にお金がかかるのだから。
つまり、新しい担い手ができたっていうのがおかしいんだ
担い手を失ってなお、霊剣は厳かな霊気を放ち続けている。
それら全てを産み落としているのは、宝剣の担い手ただ一人。
彼らはこれからの日本社会の担い手、金の卵なのである。
しかしこれまでとは違い、今はアレンという担い手がいる。
すべては神様からの贈り物『至高の担い手』のおかげ。
神々は世界の管理者であり、剪定と修正の担い手である。
この剣の担い手になり、その重みを背負う覚悟はあるか?
だが、しかし、誰よりも、どこまでも『聖剣の担い手』であった。
もう聖剣の担い手がいた頃に生きていた人物はいない。
二振りは担い手が弱っていると理解しているのだろう。
『至高の担い手』を持ってすればどんな封印も解けるだろう。
だが、それでも宝具はその担い手の呼びかけに応えた。
聖剣の担い手として、勇者として魔王と戦った勇が、である。
ガレスの後継者、新たな災厄の担い手が現れたことを。
『至高の担い手』があれば上手く泳げるんじゃないか?
何せこれまで幾度となく奇跡を起こした『至高の担い手』。