本日は、当旅館をご予約頂きましてありがとうございます。
扉をガラガラと横にスライドさせて、旅館の中に入る。
やはり、旅館の経営というのは厳しいのかもしれないな。
あの後、騒ぎを聞き付けた旅館の従業員達が集まって来た。
入口から出てきた女将さんに案内され、旅館の中に入る。
くだらない話をしている間に、廃旅館についたようだ。
旅館に泊まることになり、コノハが部屋まで案内してくれる。
それが、こんな高級旅館を選ぶとは思いもしなかった。
よくよく考えてみれば、俺は殆ど旅館のことを知らない。
もうちょっとで旅館に着くから、それまではこれで我慢して!
確かに旅館の人が言っていたように、温泉は枯れている。
この旅館はベッドはありませんが、大丈夫でしょうか?
やっぱり、あんな旅館、そもそも存在しなかったんだ。