すると、パキパキと木の枝が折れるような音が聞こえた。
周りを見渡すとちょうど良い大きさの木の枝が落ちている。
地面に転がっていた木の枝が、ふわりと浮き上がった。
もしかすると、エダはここにはいないのかもしれない。
まるで大木の枝を引っ張っているような感覚であった。
なぜこんなものが枝に結び付けられているのだろうか。
空を見上げれば、巨大な木の枝や葉が空を覆い隠していた。
無数の枝が伸び、青々とした葉っぱが生い茂っている。
だからといって、枝を折ったり切ったりするのはダメ。
枝が揺れる音にビクッとして、音がした方を振り向いた。