何としても、この法案の成立を阻止しなくてはならなかった。
だからこそ、こんな無謀ともいえる法案を提出したのだから。
元々、成立すること自体がおかしな法案だったのです。
確かにそうだが……法案自体に問題があるとは思わない。
明文化された法案としては、そんな条文は存在しません。
そこに書かれていたのは世にも恐ろしい、『徴税』の法案だった。
踏ん張って、例の法案を通すために歯を食いしばった。
そして私は私の合理的な判断でこの法案を推し進める。
皇帝が頑として法案を通さないので、議会は憤っている。
それが、ほら、議会が今法案を通そうとしているでしょう?
僕は合理的な判断からこの法案には反対します……良いですね?
そこまで分かっていながらこの法案を……本気なんですね?
どっかのアライアンスがそんな法案を通したって聞いたぞ?