鍋の火を止めて炊飯器を見ると、そろそろ炊けるようだ。
飯を炊くのはいいのだが、炊飯器の手入れが面倒臭い。
出汁を取っている間に米の処理を行い、炊飯器にセット。
色よい返事が戻ってきたので、そのまま炊飯器に向かった。
無論、炊飯器に入れればそれで簡単に食べれるのだが、
何せ、日本にいた頃は、ご飯を炊くのはいつも炊飯器。
見れば炊飯器で朝に炊いたご飯がもう無くなっている。
ある日の早朝、悠利は炊飯器の前でスタンバイしていた。
炊飯器や魔法瓶があれば、誰でも簡単に作れるお手軽さだ。
そんな炊飯器でも勧めるみたいに、さらっと言わないでくれ。
真也はその感想を聞いて、初期の炊飯器のようだと思った。
炊飯器にライスどれくらい残ってるか確認しておいてー
このご飯は前の世界の炊飯器炊きよりも美味しく感じる。
炊飯器をあければ、炊き立ての蒸気で視界を覆われる。
いやー、炊飯器でご飯炊くだけで味に違いがでるのか?
一面タケノコで染まった炊飯器の中身を確認して、蓋をする。
この世界には魔石で動く魔導具の中に、炊飯器が存在する。
ああ、前回は炊飯器についての機能や用途を説明したな。
自分の部屋に炊飯器を買っちゃおうか悩むくらい好きだ。
俺も研いだ米を炊飯器の中へ入れ、ハルのすぐ横に座った。
手に塩を付けて、炊飯器から大皿に移した白米を適量取る。
米も事前に炊飯器のタイマー機能で、炊飯を予約済みだ。
晩餐は炊飯器が空になったところで継続不能となり終了。
青森旅行以来、朝食にも炊飯器の活躍することが増えてきた。