いつからだろうか、それが煩わしく思うようになったのは……。
煩わしい視線を感じながらも、冒険者ギルドへと辿り着いた。
などと思ったが、それを煩わしいとは感じていなかった。
次第に、その声は人類にとって煩わしいものになっていった。
じっとりと汗ばんだ肌に髪がまとわりついて煩わしい。
こういう時、自分のちっぽけなプライドが煩わしくなるな。
わずらわしいことも多いけど、こういう時にはとても便利だ。
動きに支障が出るほどではないが、ちょっと煩わしい。
一人に慣れてしまうと、そういうのが煩わしくなるらしい。
誰の姿も見えず、誰の声も聞こえず、煩わしいことは何もない。
それが嬉しいのか煩わしいのか、まだ僕にはわからない。
たぶん、気を使ってくれたんだろうけど、今はそれが煩わしい。
退屈で、面倒で、煩わしくて、いいことばかりじゃないけれど。
ルーナは目を手で覆いながら、煩わしそうにしている。
そのたびに俺が対応しなきゃいけないのが非常に煩わしい。
ただ、煩わしい事に振り回されるのが嫌なだけなのである。
けれど、最近は警備の仕事を煩わしく感じるようになった。