彼女が袋から出したのは、白い熊のぬいぐるみだった。
彼女の席には、大きな熊のぬいぐるみが鎮座していた。
クリスは持っていた熊のぬいぐるみを大事そうに抱えた。
そこにいたのは、人の倍くらいある、巨大な熊だった。
熊は呻き声とも咆哮ともつかない声を上げて立ち上がった。
出て来たのは、真っ黒な毛むくじゃらの小さな熊だった。
犬に対して行うものであって、熊に対して行うものではない。
扉から少し離れた所には、熊のような大男が立っていた。
ベルナールが抱えていたのは、巨大な熊のぬいぐるみだった。
熊はもう絶命しているようで、ピクリとも動かなかった。
熊に向かって手を振ると、熊が一目散に逃げ去っていった。
熊のアンデッド、オオカミのアンデッド、ネズミのアンデッド。
中に居たのは、一匹の巨大熊(ジャイアントベア)だ。
歩き始めてしばらくすると熊の臭いが強くなってきた。
熊の後を追うことはそれほど難しいことではなかった。
そう思って前方を見れば、そこには熊のような魔物がいた。
森から勢い良く飛び出して来たのは、大きな熊だった。
熊というのは、全身を強靭な筋肉に覆われている動物だ。