なぜか琴ちゃんの機嫌がちょっとだけよくなった気がした。
呆然と顔を上げれば、そこには凪いだ真琴の顔があった。
琴ちゃんは自分をダメだと言うような子ではなかった。
それを聞いて、思わず疲れたように椅子に座りこむ真琴。
達也からの意外な提案に、思わず真琴が驚きの声を上げる。
いつもの琴ちゃんだったら、すぐに気付いて離れるはず。
言われてみれば当たり前の話に、納得してうなずく真琴。
春菜の言葉に、さもありなんという感じでうなずく真琴。
春菜の言葉に、否定も肯定もできずに考え込んでしまう真琴。
あの琴ちゃんがこんな簡単に了承してくれるはずがない
振り返るとにっこりと人の良い笑みを浮かべた琴がいた。
俺と同時に琴ちゃんも同じような質問を浴びせてくる。