俺も負けるわけにはいかない、戦士としての矜持がある。
男としての矜持まで切り捨てられるとは思いもしなかった。
貴族の矜持(ノブレス・オブリージュ)という言葉がある。
騎士の矜持はどこへ行ったのか、それは誰にも分らない。
あるいは、それが矜持と呼ぶべきものなのかも知れない。
貴族としての矜持も、かなり傷つけられたことだろう。
淑女としての矜持が満たされないということなのでしょう。
それが彼女なりの矜持だとしたら、あまりに哀しすぎる。
それでも神に仕える者という矜持を忘れることはなかった。
だが、そんな矜持などでは、もはやどうにもならない。