それまで騒がしかった精霊たちが、ぴたりと静まり返った。
そんなことができる精霊がいるなんて、聞いたことがない。
精霊が何も言わないところを見ると、大丈夫なのだろう。
彼女は月明かりに照らされた精霊のように美しかった。
もしかしたら、空間の精霊が怒っているのかもしれない。
精霊というものはどこまで自分勝手な生き物なんだろうか。
そこには、先程まで寝ていたはずの精霊はいなかった。
精霊契約をしているため、ステータスを見ることはできない。
精霊と契約を結び、その力を借りることができるようになる
その言葉を聞いて精霊の女王は驚愕の表情を浮かべた。