炎帝の紅鎧を発動してから、それなりに時間が経っている。
炎帝の紅鎧を身に纏ったまま、デスサイズを大きく振るう。
そうして、紅鎧の男は詳しい内情をペラペラと話しだした。
炎帝の紅鎧の方はそんなに魔力を使わなかったんだけど
とはいえ、レイの身体を覆っているのは炎帝の紅鎧だ。
能力的には、炎帝の紅鎧は覇王の鎧の上位互換でもある。
せめて炎帝の紅鎧を使わせる程度には頑張って欲しかった
自分の身体を覆っている炎帝の紅鎧に視線を向け、呟く。
笑みすら浮かべたレイは、そのまま炎帝の紅鎧を解除する。
兵士が下がるのを見て、レイは炎帝の紅鎧を発動する。
レイの放つ炎帝の紅鎧は、その限度を遙かに超えていた。
実際、炎帝の紅鎧はレイにとって非常に頼りになるスキルだ。
炎帝の紅鎧は使わないで、素のままで相手をしてやるよ。
つまり、洗脳とかそういうのは、炎帝の紅鎧でも防げないのか?
そんなレイの身体能力を高める効果を持つ炎帝の紅鎧。
レイが炎帝の紅鎧を解除すると、同時に深炎も解除される。
それに、おかげで炎帝の紅鎧という新しいスキルを……うん?
炎帝の紅鎧を使えば……いや、森の中だと万が一があるか。
炎帝の紅鎧の近くにいる為、血は蒸発し、内臓は焼けていく。
そして、炎帝の紅鎧も俺の魔力が可視化し、半ば物質化に近い。
この攻撃方法こそが、炎帝の紅鎧から派生したスキル、深炎。
炎帝の紅鎧を使ったままだと、セトに乗れない、のか?
炎帝の紅鎧を展開したままのレイと、巨大アンブリス。
レイの炎帝の紅鎧により雪は溶け、歩く邪魔はしない。