当然だ、少し前に縫合手術を終えたばかりなのだから。
縫合したばかりの傷口に手を触れると、淡い光が灯った。
サクサクと縫合が進んでいき、縫合自体はすぐに終わった。
首の傷は縫合され、血液で汚れた部分も綺麗にしてある。
医者の腕はなかなか良いのか、手際よく縫合していく。
あれだけ激しく損傷していた腕を、鋼糸で縫合したらしい。
縫合の必要がない治癒魔術って、やっぱりすごいなあ。
しかし、縫合なんて経験もないし、考えるだけで痛そうだ。
アールの手先は器用なので、縫合も意外と難しくは無かった。
アーサーはナイフを置いて、縫合用の針に持ち変える。
糸で縫合して形を整えただけだから、動かせるはずがない。
動脈を縫合ではなく、動脈を直接圧迫し止血してください。
植物由来の繊維による縫合は、俺にとっては得意中の得意だ。
俺も実際に見た訳じゃないが縫合困難な怪我になるそうだ。
縫合によっては重い物を入れるとばらけてしまいますので
抜糸がされておらず、生前の縫合痕には見えなかった。
上体を起こして傷面を見ると、見事にかがり縫合されていた。
服の裾をまくると、ひきつった右の脇腹にも似たような縫合。