どこかで聞いたことのあるような声が、私の耳に届いた。
それを聞いて、俺は自分の耳がおかしくなったのかと思った。
耳を澄ましていると、足音が遠ざかっていくのが聞こえた。
何かを話しているようだが、言葉が耳に入ってこない。
耳を澄ますと、どこからか太鼓を叩く音が聞こえてきた。
その名前を耳にした瞬間、全身の毛が逆立った気がした。
どうやら、私の耳がおかしくなったわけではないらしい。
その声を耳にした瞬間、俺は思わず息を呑んでしまった。
残念ながら、その言葉は僕の耳には入って来なかった。
聞き覚えのある子どもの笑い声が耳に飛び込んできた。
その呟きは誰の耳に入ることもなく、夜闇に溶けていった。