アイスコーヒーをストローで吸い上げながら、蓮が言った。
何が起こったのかわからず、困惑したまま蓮を見上げる。
俺の言葉を受け、花蓮さんは安心したような表情を見せた。
蓮が声をかけてきたが、俺はそれどころではなかった。
その水面には、ぷかぷかと青い蓮の花が浮かんでいた。
振り返ると、そこには笑顔を咲かせる花蓮さんの姿があった。
その言葉に、蓮がどれだけ不安を抱えていたのかが分かる。
紫蓮はステータスを確認すると、レベルが1に上がっていた。
困ったように微笑むと、蓮がこちらに視線を合わせてきた。
文句を言っている場合ではないと、蓮の顔をのぞきこんだ。
俺の発言に、花蓮さんが身を乗り出して食いついてくる。
だが火蓮はそれを決して認めるわけにはいかなかった。