あるいはすべてが終わってしまったことによる虚無感か。
全てを諦めたような、あるいは虚無を信じているような。
達成感や高揚感でもなければ、失望感や虚無感でもない。
しかし、これほどまでに虚無な仕事だとは思わなかった。
それがなくなった今、虚無感に襲われているに違いない。
虚無は、どれだけダメージを受けてもすぐに回復してしまう。
虚無の大穴から見える夜空には、無数の星が瞬いている。
それでも、何かしていなくてはひどい虚無感に襲われた。
だが彼女はその虚無の中に、何かが存在しているのを感じた。
きっと、この虚無こそが、彼らには相応しいのだろう。
それを自覚した途端、虚無感は俺の思考を支配し始めた。
ただただ広がっていく虚無感の中、虚ろな目で遠くを見る。