そもそも彼女は、予定調和の意味を理解しているのだろうか。
それが、不思議な調和をもたらしているような感じがした。
そこはこれまで以上に調和のとれた美しい部屋だった。
荒々しくも研ぎ澄まされた、不思議な調和がそこにはあった。
バランスよく配置され、尚且つ調和されているように感じる。
答えの決まったやり取りを、予定調和のように繰り返す。
自分の声とメロディーが調和するように、静かに歌っている。
本当に恐ろしいのは、この感情が予定調和であることだ。
本来ならそれは、完璧なる調和をもたらすはずだった。
だが、そんな予定調和の幸せは突如として終わりを迎える。
予定調和のはずであったが、予期せぬ出来事がそこで起こる。
それらは互いの強みを殺すことなく、完全に調和していた。
クッキーとミルクジェラートの味が見事に調和している。