教室の半分くらいが埋まったところで、講師がやってきた。
空いている席に座って、講師であるアルフレッドの話を聞く。
今年度から魔法学校の講師をしてもらうことになった。
むしろ講師としてのプライドを刺激されたのかもしれない。
そして恐らく講師であろう人がこちらに近づいてきた。
慌ただしく動き回っている講師たちを見て、冷や汗が流れる。
二人はそのまま他の講師陣と連れ立って教室を出ていく。
ヴィンセント講師の件は、本当に申し訳ございませんでした!
職員室にいた講師たちが何事かと一斉にこちらを見てきた。
僕はそんなことを考えながら、講師寮の方へと足を運ぶ。
ロザリンドの講師生活は、思っていたよりも順調に進んだ。
騎士であると同時に、今はこの学園の講師でもあるのだ。
指導は厳しいけれどきちんと教えてくれる優秀な講師だ。
俺と少年が言い合っていると、そこへ講師が割り込んできた。
それに、講師が一人だけというわけにもいかないでしょうし……。
この学園には講師専用の寮というものが存在している。
そんな出来事もあったが、俺は何とか講師をやれている。
そのためにこの学院に潜入し、講師をしていたのである。
その質問をすると、講師以外の全員がポカンとしていた。
とりあえず講師役を買って出てもらえるのはありがたい
しかし講師という立場上、そういった建前は必要なのである。
そして時間より少し遅れて講師が教壇に立ち、講義が始まる。
扉を開けると、講師である魔術師が待っているはずだ。
今度は学生じゃなくて、講師としてここに来たんだ……
講師ともあろう方がそこまで言うのなら、やりましょう
さすがは講師を務めるだけあって、それなりに理解が早いな。
王立学園の講師って、そんなに簡単になれるもんなのか?
しかし、講師が逃げ出すのはそれだけが理由じゃない。