でも、電気のスイッチらしきものはどこにも見当たらない。
電気をつけ忘れていたのか、部屋の中は真っ暗だった。
もしかしたら金属は電気でできているのかもしれない。
すまないが、リビングの電気を消しておいてくれるかな?
するとバチッと頭の中に電気が走ったような衝撃を感じた。
適当に返事をして、電気ポットに水を入れて電源を入れる。
管理人室には電気がついていたが、人っ子一人いなかった。
コンセントから電気が供給されているのとはまったく違う。
電気がないとか、スマホがないとか、そんな次元の話じゃない。
というか、テレビをつけようにも電気が通っていない。
ドーム内は電気が点いておらず、薄暗くひんやりとしている。
片付けを終えた私は、部屋の電気を消しベッドに潜り込む。
そのでんき、というものはいったいなんなのでしょうか?
そのまま懐中電灯を点けて部屋の電気を消してくれる。
それが光ると、バチバチと電気が走るような音が聞こえる。
ソファーから立ち上がると、部屋の電気を消し下におりる。