これは、私がこの世界に生まれてから、初めて受ける『預言』。
実は一事が万事、預言書の通りではありませんでした。
そもそも、占い師はなぜそのような『預言』を残したのか。
その途中、彼女は先程の預言の最初の言葉を思い出す。
もしも預言が間違いだったと言えればどれだけ楽だろうか?
預言者が預言を口にした時点で、その預言は覆りやすくなる。
つまり、脚本家の書いた脚本は預言書みたいなものか。
ではさっそく預言の儀式を――ということにはならなかった。
預言者が預言を口にすれば、その預言は覆しやすくなる。
これは……我が国に伝わる救いの預言に酷似している。
つまりはその預言書に何かを書き足していったってことか?
巫女の預言がある以上、慎重にも慎重を期さねばならん。
そのような事態になるくらいであれば、『預言』などいらぬ