そんな会話をしていると、ばたばたとした騒音が響いた。
拍手は止み、先ほどまでの騒音が嘘のように静まり返った。
騒音で寝付きが悪く、疲れがたまっているのかもしれない。
同時に、耳をつんざくような騒音が、防犯ブザーから鳴り響く。
悲鳴は怒号にかき消され、怒号は騒音に呑まれて消える。
姉弟の騒音をバックグラウンドミュージックに聞きながら、
そこで、ようやく、私の耳は周囲の騒音を捉え始めた。
四方から響いていた戦いの騒音がいつの間にか止んでいる。
揺れがないとか、騒音がないとかそんなレベルじゃないよ。
と、部屋の中の騒音がいっせいに止み、静かになった。
この騒音に慣れきっているのか誰も気にしてないみたいだ。